アラフォー靴下大好き男ヒラノ(@gonkichi331)です。
マイベスト靴下は今のところ【抗菌&防臭】メリノウールの靴下がマジで超オススメすぎる。の記事でも紹介した、モンベルのメリノウール製の靴下です。
基本的にメリノウールの素材というのは夏涼しくて冬暖かいです。メリノウールは全方向性の機能を持っていて、肌着として着るのが一般的なのですが、靴下にしても機能性は全く変わりません。
ちなみに、雨に濡れても冷えを感じにくいのもメリノウールだったりします。だから厳しい自然の中で行動するアウトドアシーンで活躍するんですよね。
全方向性とはいえ、『30度超えの超暑い日にサラっとした履き心地が欲しい』なんて日にはやっぱりそれに向いた靴下というのがあります。肌触りはいいですが、一応毛糸ですからね。
最近は化繊でも素材の配合がよければ肌触りもよく、抗菌や防臭効果のある靴下が増えてきています。
季節的に暖かくなり足のムレも気になってきたので、靴下研究もかねて新しいものを購入してみました。
Tabioの5本指メンズ靴下
今回購入したのはこちらの『Tabio 履き口ゆったり5本指ソックス』です。
最近はすっかり『Tabio』という名称が定着していますが、僕は昔から『靴下屋』という名前で覚えています。
お馴染み、このロゴですね。
実は、こちらの5本指の靴下は久しぶりに履きます。
5本指ソックス自体は10年ほど前に購入したことがあるのですが、どうも履きなれず普通の靴下を履いていたことを覚えています。
今回、決定的な購入理由は2つ。
『優しいフィット感』と『消臭機能』です。
優しいフィット感の靴下とは?
靴下に優しさなんか求めてないよって方もいるかと思います。
しかし、営業中のビジネスシーンなどで1日中履いていると、カフェでの休憩中にいつのまにかスラックスの裾を手で持ち上げて足首のかゆい部分に手がいっている方も多いのではないでしょうか?
僕もそういった人と同じで、足首がすぐにかゆくなるタイプ。
一度かゆみが気になると肌が赤くなるまでかいてしまって、時には血が出てしまうこともありました。
靴下の締め付けがきつすぎると、痕になった部分がかゆくなってしまうということはよくあります。
自分がそういったクセがあると知ってから、足を入れる履き口の部分の締め付けが優しい靴下を選ぶようになりました。
きついゴムを使っていなかったり、特殊な編み方をされていて、落ちてこないけどきつくもないという絶妙なフィット感の靴下があることを知って地味に感動したものです。
以前このブログでも書きました、ベビーアルパカ素材の薄くて暖かいメンズ靴下をレビューの記事のアルパカの靴下もそういったタイプのものでした。
この靴下は1日中履いていてもぜんぜん痛くなったりかゆくなることはありません。
今回のこちらの5本指ソックスも、実はそうした機能を期待しての購入でした。
靴下の消臭機能について
靴下の消臭能力ってどんなものか気になりますよね。
靴下で代表的な消臭機能は、メリノウールなどの天然素材で、そもそもの素材が持った抗菌作用からくる消臭機能と、化繊で作りだしたものと2種類の消臭機能があります。
メリノウールの場合は厳しい環境で育った羊毛なので、雑菌を繁殖させにくいという力が元々あるんですよね。
Tabioの5本指ソックスの場合はこんな感じの天然+化繊素材が配合されています。
綿89%、ポリエステル9%、ナイロン1%、ポリウレタン1%
ほとんどが天然素材である綿ですが、11%配合されている化学繊維が肝となり消臭機能を果たしています。
1日中靴を履くと汗が靴の中にたまり、靴下しか水分の受け口がないのでどうしても雑菌が繁殖しやすくなります。
綿100%の場合はどうしても雑菌が繁殖しやすいですが、うまいこと化学繊維を配合させると雑菌がつきにくい=ニオイがつきにくいということになります。
5本指ソックスならではのムレの無さ
どんなに良い靴下でも夏場ならではのツライ状況が、靴下の中で足の指と指が当たることです。
指と指がくっついているのでその部分に汗をかいてしまうと途端に気持ち悪くなります。
これが5本指に分かれている場合、指と指が干渉しなくなり、足の指を動かしてもさわさわとした気持ちいい感触になります。
実際にTabioの5本指靴下を履くとこんな感じ
僕の足は左右それぞれの実寸が28cmと28.5cmです。
靴のサイズはスニーカーが29cmで、ランニング用は30cmを愛用しています。足のサイズそのものも大きいですが、足の指が長いタイプの形です。
今回の靴下のサイズは25cm〜27cmで、僕が実際に履いてみるとこんな感じになります。
一見してわかりにくいですが、僕は指が長いので指の部分が少しきついです。かかと側は特にきついとは思いませんでした。
裏面はこんな感じです。
長さはくるぶしよりも長く、ハイソックスほどではないのでミドルタイプに値すると思います。
Tabioの履き口ゆったり5本指ソックスのサイズは?
こちらが実寸を計測した結果です。
底面は約19.5cm。
かかとからくるぶしにかけては12cm。
足指の長さは親指部分が4cm。
小指が2.5cm。
平置きで全体の長さは27.5cmでした。
この5本指ソックスの気になる点
僕は新しい靴下を買うと、必ず裏側の状態をチェックしています。
こちらが裏返した様子。
糸がほつれた感じになっていました。
縫製ミスか?と思ったので、公式サイトでチェックしてみたところ、どうやらこういう仕様とのことでした。
糸をカットしてはダメと公式ページに記述してあるので、気になっても切らないようにしましょう。僕もあやうく切りそうになりました。
4回履いて洗いをかけたので追記しました
こちらが4回履いたあとの状態です。購入から約10日後です。
全体的なヨレ感はほとんどなく、かかとの部分の立体形成も維持していました。
指先に糸のほつれ
中指の一部分に糸のほつれが発生していました。
履き口側も1箇所小さなほつれが出来ていました。
ところどころほつれてはいるものの、大きなトラブルになりそうなダメージはありませんでした。
履き心地については購入時とほぼ変わらず、快適な状態を保っています。
それぞれの指が入りにくい感じは少しだけ解消されてきました。
他の靴下に比べて、『型くずれが少ない』という印象が強かったです。
1日履いても痕が付かない&臭わない
かゆみゼロ
今回、Tabioの5本指ソックスを実際に1日履いてみて1番思ったことはかゆくないということでした。
痕もほとんどついていませんでしたし、なにしろ最初の足入れが超ラクです。
スッと入るのに落ちないのがほんと不思議です。
あとはフィット感の耐久性が気になるところなので、その点は追って検証していこうと思っています。
ニオイほぼナシ
ニオイチェックもしましたが、ユニクロのヒートテックや綿100%のものに比べてニオイの移りは少なかったです。
どうしても1日外に出たあとの靴下のニオイが気になるという方は靴が原因だったりするので、グランズレメディを使うとすぐに靴の悪臭問題を解消できますよ。
消臭機能についてもひょっとしたら使用中に落ちていく可能性もあるので、しばらくニオイ検証もしてみようと思います。
指の股のところが気持ちいい!
5本指ソックスのメリットはやっぱりコレでしょう。
指の股のあたりがスッキリさわさわして、何度も足の指を動かしたくなるレベルでした。
ただし、僕のように足の指が長いタイプだと、どうしても指の付け根の部分の気持ちよさを享受しにくかったです。
僕でもかなりの気持ちよさが体感できましたが、ベストに気持ちいいのが好きな人はサイズ選びに注意して下さい。
靴下は伸びるので、履いて洗ってを繰り返してだんだん馴染んでくれば良い位置になりそうですが、やはり最初のサイズは慎重に選ぶべきです。
5本指ソックスに定評のある靴下屋Tabioの履き口ゆったりソックスで暑い日も快適にすごしちゃいましょう〜。