前回、前々回とレビューしました、靴下屋の3足目です。
春〜初夏〜夏は靴の中がムレてしまってどうしようもないなって時があると思います。
私は以前も防臭や抗菌をうたったメンズ靴下を幾つか試してきまして、実際にものすごい効果があったものもあります。
今回履いた靴下はスーツにも使えて消臭力もバッチリ、というタビオの1×1リブソックスです。
糸に消臭機能が付いている
この靴下は、糸そのものに消臭機能があります。
タグをアップしてみました。
使われている素材は以下の通り。
- 綿 52%
- アクリル 34%
- ナイロン 13%
- ポリウレタン 1%
消臭効果をうたっている靴下なのでニオイの付着しやすい綿素材が少ないかと思いきや、なんと52%が綿。
その代わりにアクリルが34%と、靴下の混紡としてはアクリルの比率が高いものとなっています。
実際に履いてみた
前回同様、足入れ感は心地よくスッと入りました。
肌触りは綿っぽくなくてサラサラです。
前回のマルチボーダーソックスよりもやや粗目でざっくりとした印象がありつつも、メッシュすぎないといったところでしょうか。
かかとの部分をチェックしてみましょう。
ご覧の通り目は細かくはありません。やや透けがある分、暑さを逃がす初夏〜夏に向いている靴下の編み方です。
縫製が素晴らしいTabioの靴下
裏返してみました。
裏面の糸と結び目の処理の仕方が素晴らしすぎてため息が漏れるほど。
いつも書いてますが、靴下屋の靴下に関しては縫い目がゴロゴロするようなことは一度も経験したことがありません。
やはり高級ブランドですから、もしそんなことがあったら一発でクレーム物でしょう。
あの品質の厳しい社長が失態を許すはずがありません笑。
以前、靴下屋の社長が書いた自伝本で読みましたが、靴下への執念が靴下に宿っているとしか思えない出来です。
丈はこのくらいでした。
この丈ですとスーツに合わせたりするのもいいですね。
1日履いてチェック!防臭機能もバッチリ
ニオイもチェックしましたが、1日履いてもむっとしたニオイは感じませんでした。
革靴でも厚みがちょうどよく、ムレ感も少ないです。
あとから抗菌処理をするのではなく、糸そのものに消臭機能があるので長持ちしそうです。
1年くらい消臭力が持続してくれたらいいなと思ってます。
以前レビューしてその後も履き続けている5本指ソックスでも感じているのですが、靴下屋の靴下は洗濯を重ねてもどういうわけかまったくヘタらないんですよね。
靴下というのはアパレルでは消耗品の位置付けですから、かかとやつま先が薄くなったり破れたりしないと新しいのが売れないと思うんですが、こと靴下屋に関しては伸びたり縮んだり、破れたりは滅多なことではありません。
ということは、こちらの消臭機能もひょっとしたら2〜3年持続したりして、、、とか、考えただけでワクワクします。
タフに使えるリブ編みで消臭機能も欲しいという方はタビオの1×1リブソックスがかなり使えるハズ!