快適な靴下が大好きなアラフォー男子、ヒラノ(@gonkichi331)です。
毎年、暑い時期になるとどうしても気になるのが『靴のニオイ』です。
僕はメリノウールの靴下を履いてから靴や足の悪臭がかなり解消されました。
ただ、夏になるとウールのような毛糸の靴下は暑い感じがして履きたくなくないですよね。実際には超暑いってことはないんですけど、かといってひんやりとした感じも無いです。
リネンの靴下はサラっとしていて履き心地は最高ですが、防臭効果があるかといわれると若干怪しいというのが実際のところかなと。
汗をたくさんかくような暑い季節に向いている素材の靴下があったらいいな〜。んで、消臭機能があったら更にいいんじゃないかなあ〜と考えまして、また新たに靴下を探してみました。
ちなみに、足や靴の制汗モノや消臭&防臭グッズですと、レディースの製品は昔から揃っているのですが、15〜20年ほど前の僕が10代の頃なんかはメンズの商品はあまりなかったです。
確実にメンズのほうが汗腺が多くてニオイはキツくなりやすいです。
実際に僕もそんな悩みを抱えてきたので、抗菌靴下を買ったり靴の消臭対策にグランズレメディを使ったりといろいろやってきました。その上で、メンズ商品をもっと出して欲しいなあ〜とずっと思ってました。
消臭靴下でランキングに入るような有名どころですと、今回買ったリンマーの他にはデオルやブリーズブロンズ、TioTioなんかがありますね。
最近はAmazonで良い物が安く買える時代になりましたが、リンマーは今のところAmazonでは販売中止になっているようなので公式サイトから購入しました。
今回僕が注文した靴下はこんな感じです。
正直、HPの雰囲気からあんまり期待できそうにないかもしれないな〜と思いつつ、高いだけにひょっとしたら効くかもしれないという、ほんの一握りの期待だけで買ってしまいました。お値段は2,280円でした。
ニオイの検証以外にも、靴下のサイズ感などもちゃんと計測したので、それだけでも見ていってもらえたらと思います。
なぜ靴や足が臭くなるのか?
汗と雑菌の増加
足が臭くなる原因は主に『汗と雑菌が増えること』です。
スポーツをして汗をかいてもすぐにはニオイがしませんよね?
小学校や中学校の体育の授業でもそうだったと思います。
しかし、汗が長い時間溜まると雑菌が増えてしまうのでどうしても悪臭を放ちやすくなってしまうんです。
特に足の裏は汗の出どころである汗腺がめちゃくちゃ多いのでどうしても靴の中がムレてしまいます。
運動をしなくても緊張すると足の汗の量が増える
ちなみに、運動しなくても緊張するだけで足の汗が激増します。
人類の祖先が樹上生活をしていたとき、木の高い位置にいるときに手のひらや足の裏が汗で適度に湿っていたほうが、木をつかみやすく都合が良かったためと考えられています。
僕も仕事中は緊張することが多く、やっぱりこういった原因で臭くなりやすかったです。
緊張が続く就活中の靴下のニオイとかハンパなさそうですよね。絶対嗅ぎたくない。もし僕が女だったら、就活中の彼氏が家に来るって時はすぐにシャワーを浴びてもらいます。
つまり、汗が出たら速攻で無効化してしまえばいいってことですね。
まあ、それが難しくてみんな悪臭を放ってしまうようになるわけですが、靴下そのものに既にそういう機能があったら快適になるんじゃないかと。
リンマーの靴下は消臭効果のある備長竹炭を練り込んだらしく、もしこれが本当なら速攻でニオイ問題を解決してくれそうです。
高級な消臭靴下のリンマーを履いてみた。
まずは平置きでの撮影。
そして、僕が実際にリンマーを履いてみたところです。
サイズ感はジャストでしたが、ファーストインプレッションとして、けっこう締め付け感が強い靴下だなと思いました。
伸縮性はかなりあるのでいいのですが、1日履いた後にもし痛くなったらイヤだなあという感じ。
サイズ感はこんな感じです
リンマーの消臭靴下のサイズを計測してみました。
まず、つま先からかかとまでが約19.5cm。
かかとからふくらはぎまでのサイズが35cm。
太さは8cmでした。
ちなみに、僕の足のサイズは左右それぞれの実寸が28cmと28.5cmです。
靴のサイズはスニーカーが29cmで、ランニング用は30cmを愛用しています。足のサイズそのものも大きいですが、足の指が長いタイプの形です。
で、今回僕がレビューする靴下のサイズは26〜28cmのメンズ用になります。
こちらが裏側の様子です。
裏側は特に目立った細工などはありませんでした。
こちらがつま先のアップです。
つま先もごく一般的な切り返しがあるくらいで、特に目立ったところは見当たりませんでした。
かかとの様子です。
かかとの部分はちょっと薄く見えますね。
指先もよく見ると透けて見えます。
素材が黒で伸縮性と通気性が強いのでこのように見えてしまうのかもしれません。
これが耐久性にどのような影響を及ぼすかというところが気になります。
今回買った消臭靴下のメリットとデメリット
メリット
装着した時のひんやりとした感触
まずはメリットから。今回ちょっと驚いたのが、『履いた瞬間にひんやりした』というもの。
ひょっとしたらこのひんやり感に消臭の秘密があるのかもしれないなあと思いました。
多分、通気性がいいためにこのひんやり感を感じるんじゃないかと思うのですが、もし、足にかいた汗をすぐに繊維が吸って蒸発させてくれる機能があるのであれば、足がムレにくくなり消臭機能に貢献するんじゃないかと。
少なくとも、夏の暑さにはこのひんやり感は効きそうです。
ビジネススタイルに合う
全体的に黒っぽくて目立つ柄も無いので、ビジネスっぽいスタイルに合います。
丈の短いパンツ以外ならば特に選ばずに履くことができるでしょう。つまりビジネススタイル以外でも、大体なんでも合います。
あと、スラックスの裾からチラ見えするスネ毛が隠せるという地味なメリットもあったりします。
無駄な装飾がないため、『いちいち柄を選ぶのが面倒』『シンプルな靴下が好き』という方にうってつけの靴下だと思います。
抜群の消臭効果
リンマーの靴下は消臭がメインですので、消臭機能が弱ければ意味がありません。
僕が実際に1日履いてみた結果、装着後の靴下に気になる悪臭は一切ありませんでした。
繰り返し50回洗濯しても消臭効果が持つということですが、今回は1度も洗濯していない箱出し状態での検証なので、ひょっとしたら1回目は消臭効果が最強の状態なのかもしれません。
デメリット
女性向きに開発された商品のようで、丈が長い
メンズ靴下にしてはかなり長い作りになってます。
女性が履いているブーツの下に履く長い靴下のような感じですね。
ただ、裾出しファッションや夏のショートパンツ姿ならまだしも、ビジネススタイルでスーツのスラックスの下に履く場合はほとんど丈の感じはわからないです。
締め付け具合は強い
ファーストインプレッションで書いたように、初回装着時の締めつけ感が強かったです。
こちらが、1日履いて靴下を脱いだ直後のふくらはぎです。
けっこうクッキリと痕が残り、直後にシャワーを浴びている時も痕になったあたりがひりひりと感じました。
大抵の靴下は何度か洗いをかけると伸びが良くなり足やふくらはぎのサイズに馴染んでくれるので、今後の伸びに期待しています。
リンマーの消臭靴下に向いている人はどんな人?
今回僕が買った靴下を履いたら幸せになるという人はこんな人です。
- ビジネススタイルで履く人
- ブーツ履きっぱなしの女性
- 長年足や靴のニオイに悩んでいる人
逆に向いてないのは、
- お洒落な男性(丈が長すぎる)
- 初回の強めのフィット感が嫌いな人
という感じです。
今回試した消臭靴下の検証まとめ
初回装着時の締め付け感が強く、大きな足を持つ方には何度か洗いをかける等のカスタマイズが必要です。
その分、消臭効果は抜群で、強力消臭靴下という異名は伊達じゃない。あとはこの消臭力が使用を続けていく中でどれだけ持つかというところで、今後も引き続き検証を重ねていきます。
リンマーの靴下は 公式サイト でまとめ買いを推奨しているようですが、とりあえず1足2,280円で買えるので、最初はまとめ買いせずに1足試してみることをオススメします。
以上、高級な消臭靴下は本当に効果があるのか??自分の足で検証してみたの回でした!